Amazon Prime Readingにて提供されていたこちら、
「他人を攻撃せずにはいられない人」を読んでみました。
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「攻撃せずにいられない人」のタイトルから、
これまで出会った中での
いくつかの顔が浮かび、
イヤ~な気持ちが再燃するのを抑えつつも、
興味深く読むことができました。
攻撃的な人を事例とともに分類してあります。
<攻撃的な人>
強い自己愛
強い支配欲
劣等感からくる他人への羨望。
利害が絡むことにより、他人を陥れようと企んでいる。
加えて、
<攻撃されやすい人>
自分に自信がない、自己肯定感が低い特徴がある。
攻撃される側のことが多い自分、
それがなぜなのか納得できる部分が多かった。
身近な肉親である父が攻撃的な人で、
「女はバカだ」という偏見を持ち、
「女は黙ってろ」「お前はいいんだ」と
母や私、妹を見下す発言ばかりしてきました。
そんな環境で育っては自信などつくわけがない。
威圧的な人を前にすると
妙にオドオドしてしまう自分なのは、
幼少期の環境があったのだなあ、と。
では攻撃的な人にはどのように対処するか。
それがとても残念なことに、
攻撃的な人につける薬は無いようなのです。
よく相手を観察し、
何を恐れているのか、
何に対して劣等感を抱いているのか。
それを知ることでこちらが受ける恐怖をやわらげることができる。
そして、距離を取る。
私は攻撃的な同僚から逃げるために
シフトを変更し、会わないようにしました。
一度はやめようとまで思った職場でしたが、
その後長く働けています。
攻撃的な人が理解してくれることなどない。
歩み寄ろうなんて考えないこと。
私は1年間、考えを変えてもらえたらと、
その同僚にきわめて丁重に接しましたが、
まったくのムダでした。
距離を置いて正解。
そして、自己評価の低いところを変えていきたいなぁ。
もういいトシだけど、このトシで気づけて良かった。
まずはていねいに生活していこう。
わが子の自己肯定感を下げることの無いよう、
気を付けていこうとも思えたし、
様々な気づきをくれた良書でした。
(図解イラスト版もありました)
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