映画「えんとつ町のプペル」を観てきました。
後半は涙がハラハラと流れ止まらず。
嗚咽になりそうなところをグッと堪え、鑑賞。
何にそんなに共鳴しているのか、
自分の感情を整理できず、数日たちました。
煙に覆われたえんとつ町に
勇気ある主人公が風穴を開けるストーリー。
そう聞くと子ども向けのように感じるけど、
実は大人が観ても刺さる部分が多くて。
えんとつ町を覆う
もっくもくの黒い雲。
ひどい閉塞感、なんとなく今の日本のような。
ねたみ、そねみ、忖度。
頑張る人を引きずり落そうとするような空気が、
テレビのワイドショーや週刊誌、SNSで
特定の個人をトコトン叩く風潮に重なりました。
どんよりした煙の中、夢を諦めない少年とゴミ人間。
大多数を敵に廻した人を支援するのって怖いのに、
そんな二人を信じてくれる人がいる。
優しくて強い人たちにさらに勇気をもらって、
ルビッチとプペルが世界を変える。
夢をかなえる瞬間を目撃できた感動、
私の中で一番の感情はこれだったのか。
原作者の西野亮廣さんのこれまでとも重なった。
困難を乗り越えて、
すばらしい映画を公開されたという事実も感動の理由。
感動ポイントはもっとたくさんあるのだが、
ひとつひとつ解析するには
また映画を観る必要がありそう。
子どもだけではない
大のおとなが心揺さぶられる物語。
これまでのアニメとは一線を画すエンターテインメント。
ぜひ体験されることをお勧めします。
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